2021-08-11 "午後の最後の芝生" 村上春樹 小説 「何もことが起きない小説」という静かな衝撃。 夏の暑さと、あの彼女が使っていた部屋の空虚な感じと、母親の思いと。 それだけで「失われてしまった何か」を描いてしまう。