2021-12-19 "十九歳の地図"中上健次 小説 こういう十九歳だったので生まれてきた感謝を持てない苦しさは分かる。 十九歳ならこの時期にこれぐらいのたうちまわらないと不自然だろう。 こういう人生が好転するのは、もう一人では生きていけないという敗北宣言をしてからである。